マウスピースの
作製
当院は、歯ぎしり・食いしばりでお悩みの方、睡眠時無呼吸症候群の方に向けて、マウスピースの作製を行っています。また、スポーツマウスピースの作製も対応可能です。お口にフィットするマウスピースを装着することで、歯がすり減ったり、歯茎に負担がかからないように予防します。
歯ぎしり・食いしばり
マウスピースで歯の負担を軽減できる
歯ぎしり・食いしばりは、昼夜含めると成人日本人の8割以上の方がしているという報告があります。寝ている間の歯ぎしりは、自分で気付くことができず、パートナーやご家族に指摘されて歯科医院を受診される方も多いです。歯ぎしりが日常的な癖になり放置していると、歯に余計な負荷をかけ続けることになります。結果的に顎関節症を引き起こしたり、歯にひびが入ったりするため注意が必要です。当院は、歯ぎしりによる余計な力から歯を守るために、マウスピースの作製に対応しています。
「睡眠時無呼吸症候群」
「睡眠時無呼吸症候群」とは?
睡眠時無呼吸症候群は、10秒以上の気流停止を無呼吸と定義し、これが7時間の睡眠中に30回以上または1時間に5回以上起きた場合に診断される病気です。睡眠中に起こるため、自分で気づくことは難しく、パートナーやご家族に指摘されて受診し、診断を受けるケースが多く見られます。
いびきなどのお悩みには「スリープスプリント」
睡眠時無呼吸症候群の治療は、「スリープスプリント」という治療用マウスピースを使用します。軽度から中等度の睡眠時無呼吸症候群の方に適しており、舌の位置を調整することで、気道を確保して無呼吸状態を阻止します。患者様の骨格や気道の形に合わせて、オーダーメイドで作製する必要があります。
スポーツ用マウスピースの
作製を検討中の方へ
スポーツ用マウスガードは、スポーツ時の外傷を予防するために使用します。市販のスポーツ用マウスガードは、個人のお口に合わせて、作製されるわけではないため適合性が不十分になりやすいです。歯科医院で作製されるスポーツ用マウスガードは、患者様のお口に合わせて型を採ります。オーダーメイドで作製が可能なため、よくお口にフィットします。競技中のパフォーマンスを最大限発揮するために、歯科医院で作製したマウスガードの着用をおすすめします。
スポーツ用マウスピースの効果
顎の骨を守る
スポーツ用マウスピースは、外部からの衝撃を吸収し、顎の骨を保護します。たとえば、アメリカンフットボールやボクシングのような接触の激しいスポーツで、顎を強打された場合、スポーツ用マウスピースは、顎骨の骨折や歯の損傷を防ぎます。
食いしばりから歯を守る
スポーツ選手は、より良いパフォーマンスを発揮するために集中力を高めています。この際に、無意識の食いしばりが発生し、歯にダメージを与えることがあります。スポーツ用マウスピースは歯のすり減りや破損を防ぎ、長期的な歯の健康に役立ちます。